hiden voice


2010/1/3「怒濤の一年」

あけましておめでとうございます。
2010年の皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

新しい一年が始まりましたね。
2009年の始まりは、「どうやってこの一年を過ごしていこう・・・?」というのが正直な気持ちだったと思う。
こうして2010年を迎え、2009年を思い返すと、なんて怒涛の一年だったのか?と思う・・・。
年末年始も、何も変わることなく忙しく過ごしている。
サービス業の週末祭日に、「今日は暇か・・・?」と思うほど切ないことはない。
俺は幸せだと思う。

2009年は、確実に事業環境としてはシビアな年だった。
しかし、だから何?と言う訳ではありません。
こんな時だからこそ、基盤を築いて、強い会社となればいい、ただそれだけ考えていた。
そして、基盤強化をするためには、自分の能力を高めることが必須だと考えていた。
ちょうど一年前に書いた、年頭所感を読み返してみたんだけど、強く書いていたのは、
“悩んでもいいけど絶対に立ち止まることはしない。
 考え考え考え、頭をいっぱいいっぱい使ってたゆまぬ努力を続ける。“
結果として僕は、立ち止まることなく歩み続けられたかと思う。
しかしながら、強い自分を築きあげるにはまだまだ努力が必要だ。
2010年、どんな一年にするかは自分次第だと思うので、とても楽しみだ。
2010年は、“飛躍”できるように自分自身を成長させたい・・・。

さて、今年はオリンピックの年です。
スポーツを愛する僕には、2月が楽しみです。
年末にフィギュアの選考会と、スピードスケートの選考会が行われましたね。
フィギュアは僕もテレビで観戦しました。
いやぁ、ポイント差ない戦いに、正直身震いさえ感じました。
切磋琢磨し合う戦いは非常に見応えがあり、これでオリンピックも楽しみです。
結果、オリンピックに行ける選手、行けない選手と分かれましたが、
熾烈な戦いに、心動かされたのは言うまでもありません。
また、スピードスケートの選考会も素晴らしいかったですね。
ここ一番という緊張感のなか、勝負をした選手の精神力は、
計り知れないものだと思います。
僕も経験している業界だけに、実に選手個々の心理状態が目に浮かびます。
それでも、バンクーバーオリンピックの栄光を手にした選手達は、
その栄光をとるべくしてとったのだと思います。
驚くべき事もひとつ。
無名の15歳が三種目で大活躍し、中学生にしてオリンピック代表。
とてもいいニュースでしたね。
フィギュアもスケートも、極限の緊張感や戦いを制した選手には、
是非、オリンピックでの活躍を期待したいと思います。

それに比べて、スノーボードはどうなっているのでしょうか?
選考が曖昧な上に、選考される選手達の話題さえ取り上げられない。
これは、競技の認知度以上に、協会のあり方に問題があるかと思います。
どうなっているんじゃ、ジャパンチーム。
つまらない、つまらなすぎる。
こうなっては、業界に関わっている俺でさえ、興味がなくなってしまう。
残念だよなぁ、選手は頑張っているのに。
誰が行くの?
誰が選考対象なの???
実に魅力がない、正直にそう思ってしまいます。
結局、協会のやり方、コーチの考え方で選考は大きく左右されると思います。
困ったモンだな。

まぁ、そんなことばかり言っても、俺に何かできるわけでもない。
自分は自分なりに、仲間達とシーズンを過ごしていきたいと思います。
どんなシーズンになるのかな?
一日一日を大切に、取り組んでいきたいと考えています。

幸い、今年の冬は雪が豊富にありますので、スノーシーズンにとっては、
良い年の幕開けとなっているかと思います。
皆さんも怪我の無いよう、慎重にシーズンを過ごしましょうね!

ゲレンデで、多くの皆さんとお会い出来ることを楽しみにしています。
それでは、良いシーズンを!!

ひで