hiden voice


2008/7/18「“究極”って?」

皆さん、こんばんは。

なかなか梅雨明けしませんが、毎日が蒸し暑いですね。
それでも、僕は暑い中汗をかくのがとても好きです。
こんな炎天下で、トレーニングするのは体に悪いような気もしますが・・・(笑)

さて、前回のメールではなかなか皆さんにうまく伝わらなかったようですね。
確かに・・・ちょっと僕の言葉は難しい時があるようです(苦笑)
それは素直に謝ります。
しかし、どこまでストレートに伝えていいものか?いつも悩んでしまいます。
インターネットを通じて言葉を発するわけですから、言葉を慎重に選んでいるのです。
そういったところに関しては、是非ご理解頂きたいと思っております。
それでも、皆さまに伝わらないことでは意味がないと思いますので、
今日は思い切って、より深い部分の僕の考えをお話ししましょう!

僕の”究極”についてですが、

俺の”究極”は・・・、

ナショナルチームになりたいとか、オリンピックに出たいとか、
優勝したいとか、そんな自分じゃないんです。
確かに、そういった時期もありましたが、そういった時期は十分に過ぎました。
そして、そういった事も含めて、前に「評価される時期はもう過ぎた」と書いたのだと思います。

好きで始めたスノーボード。
そんなスノーボードの楽しみを、自分で納得させたいんです。
レースに関してもそう。
どうして、練習通りに滑れないんだろう?
どうして、いつも出来ていることが出来ないんだろう?

レースを終える度にいつもそんな自分にぶつかっています。
おそらく、レースにおいて、自分自身を100%発揮出来た選手は限られていると思います。
それでも、そういった全てを含めて、勝てる選手は何かが違うのだと思います。

誰もが勝利を欲しいし、地位も名誉も得たいと思うでしょう。
これは、人間ならば当然の欲求であると思います。
事実、僕自身も今まではそうだったと思います。

しかし、今の俺が求めているものは違うことなんだと思う。
だから、走るんです。求めるんです。
そんな究極を求めたくて・・・

また、難しくなってしまっているかもしれませんが、
僕の思いはもっとシンプルですよ。

勝つことに執着せず、自分の立場、状況を自分自身で判断し、
今の自分に出来ることを追求して、その結果として納得出来る過程を過ごす。
もっと贅沢を言うならば、そういった行動に対して、常にゆとりを持って取り組みたい。
その結果として、何らかのご褒美がもらえたとしたら最高です。
仮に、ご褒美がもらえなかったとしても、それはなぜか?自分自身に問うてみるといい。

これは、スノーボードに限らず、私生活においても、仕事においても、言えることであると思う。

これが、僕が追求する、”究極”であるわけです。

人間ですから、色々な葛藤と戦うことは当然であります。
悩み、そして考え、結果を出していくのだと思います。

さぁ、これから夏真っ盛りですね。
夏バテしないよう、しっかり働いて、しっかり食べて、しっかり寝て、夏を乗り越えましょう!!

ひで