hiden voice


2007/7/02「扉よ、開け!」

今日は、とても気分が晴れやかなので、ビールを片手に気分良くhiden mailを書いています。
前回のメールを書いてから、真剣にメールを送ってくれた皆さん、本当にありがとう。
そして、皆さんの言葉を読んで感じたことは、皆さんも最終的には自分を信じていること。
そして、自分の事を決められるのは自分自身でしかないこと。
前回のメールでも書きましたが、「人生を大きく左右するような大事」ではないので、
心配して頂いた皆さんには安心して頂きたいと思っています。
僕の言葉から、心配させてしまいごめんなさい。

1年は365日あり、その毎日がすべて順調だとは限りません。
それでも、とても楽しい一日があるからこそ、日々頑張れるのだと思います。
365日のうち、1日でも多くその素晴らしいがあるようにするためには、自分自身の力でしかありません。
僕は日々、自分を向上するために頑張ろうと思ってはいますが、
向上するより大変なことに気が付きました。
それは、“維持”すると言うことです。
どんなに頑張ったとしても、右肩上がりで向上し続けるわけがありません。
かといって、努力を怠れば、維持し続けることは難しいでしょう。
結果として、まずは維持するために努力を続けなくてはいけないと言うこと、
そして、その先にあるものが向上なんだと思います。

僕は、どちらかというと何事にも必死で取り組むことでここまで来た。
だから、基本となる基本が身に付いていないと、最近思うことがある。
これは、僕を慕ってくれる後輩と話すうちに気が付いたんだ。

彼は、本当に努力家で、一番大切なハートを持っていると思う。
それは、俺自身彼から学ばなくてはいけないと思う。
僕は今まで、あまり年下の子を叱ったり、育てようと思ったことがない。
それは、自分の思いが上手く伝わる相手が少なかったからだと思う。
若気の至りで、飲んだ席で説教みたいなことをしたこともある。
だけど、それはあとになって、いつも後悔の一つに過ぎなかったんだ。
僕自身、たいした学歴も経歴もあるわけでもない、だから言うことを辞めていたんだ。
だけど、彼はどんどん俺に食らい付いてくる。
だから、応えようと思っているんだ。
幸い、彼は大きく育ち、この一年で言うことがなくなるくらい成長した。
そして、そんな彼の成長を見続けながら、俺自身が今度は影響を受けている。
共に成長し続けたい、そう思える一人の人間だ。

僕はとても幸せな男だと思います。
海に行けば海で遊んでくれる仲間達がいて、山に行けば山で遊んでくれる仲間達がいる。
時には、住む場所の違う昔からの仲間達と集まり、ゴルフを楽しみ飲んだくれることもある。
東京に仕事で行けば、いつでも迎えてくれる仲間達もいる。
そして、くだらないことで笑いあえる家族がいる。

先週、仕事を兼ねて静岡へと行ってきた。
そして、海に浮かんでいる時間が妙に心地よかった。
サーファーからすれば、物足りない波だったかもしれないけど、
俺にはほどよく、時に気持ちよく乗っていける波だったからね。
そして、自然の上に浮かびながら得たエネルギーは、計り知れないものだった。

ここ最近は本当に忙しくて、自分自身の中にゆとりがなかった。
これから、時間を有効に使いながら、新しい自分の「扉」を開きたいと思う。
そして、いつでも優しく迎えてくれる仲間達、家族、そして皆様。
今僕は、一人一人に対して深く感謝しています。

ありがとう・・・

ひで