hiden voice


2007/5/1「気持のゆとりとコントロール」

今年もやってきました、大型連休“ゴールデンウィーク!!”
皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
軽井沢町は・・・、相変わらず渋滞しております。
今年は、ショッピングモールのスタッフが、集中渋滞を起こさないようにと、
混まない道に誘導するために、町の至る所で看板を持って立っています。
それでも混む、う〜ん、そろそろ移動の為に自転車出動か・・・。

さて、昨年の秋頃から、僕のHPではある異変が起きています。
僕のHPは、様々なコンテンツによって運営されてきましたが、
それは僕の人間性を表してきた、一つの形であると思っています。
あんまり・・・、スノボーダーらしいコメントを残してきてはいませんが(苦笑)
誰が見ているのか分からないページで自分の情報を公開する・・・、
それはある意味、とても怖いことだと思う時期もありました。
しかし今、皆さんからのメールを読むうちに、自分を表現してきて良かったと、
心からそう思い、皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。

正直な話、“プロスノーボーダー”とかっこよく言ったとしても、
何をもって“プロフェッショナル”なのか?、自分に問いたくなる時があります。
業界の現状は厳しく、プロと言ってもそれだけで食べていける人は限られています。
仮に、今は競技者として食べていけていたとしても、いつかは必ず引退します。
そして、引退したその後の人生の方が遙かに長いと思います。
僕は、スノーボードに出会い様々な経験が出来たことで、人間的には成長出来ました。
しかし、社会人としては足りないものだらけだと思っています。
今まで、このページでは様々なことを書いてきましたが、それが正論ではありません。
僕は昔から勉強が嫌いで、学生時代もほとんど勉強せずに生きてきました。
皆さんが当たり前に学んできたことが、僕には知識として身に付いていないのです。
HP上でよく、中国古典の言葉を用いますが、それは、社会人として必要なことが、
中国古典には込められていると感じたからです。
だから、中国古典に出会えたことは、僕にとっては一つのチャンスだったと思っています。
漢文を読むことは難しいし、分からない言葉を理解することは頭が痛くなります。
しかし、簡単な中国古典を読めば、当たり前のことを当たり前のように書いてあるので、
それが当たり前だと感じずに、感心しながら読めるのです。
だから、自分を表現する一つの手段として、今は中国古典を用いているのです。

ここ最近、僕が書く文章に対して、メールを送ってくれる人が多くなりました。
それが昨年から起きている、僕のHPでの異変です。

こんなに学のない僕の言葉に、反応してくれる皆様の気持ちがうれしいのは当然のこと、
これからも、期待を裏切らないような行動をしなければならないと、自分自身に言い聞かせています。
しかしながら、僕自身もまだまだ未熟な一人の人間です。
様々な状況において、気持のゆとりが持てずにいます。
そして、気持をコントロールすることが、とても難しいと感じていています。

どんな状況に陥ったとしても、冷静に対応出来る自分を作り上げたいです。
それには、自分自身の能力を上げてきちんとした判断が出来る人間になること、
今は自分にそう言い聞かせて日々を過ごしています。

ここ最近、多忙な毎日に負けて、自分の気持にゆとりが持てずにいました。
その結果、自分自身の気持ちのコントロールが出来ずにいました。

人間として、パーフェクトでいることは難しいと思いますが、
たくさんの課題があるからこそ、人生は素晴らしいものだと感じています。

って、またまたスノーボードの話ではなかったですね・・・(苦笑)
まぁ、僕のHPですから、これからも自分を表現し続けます。
自分が自分であるために・・・。

ひで