hiden voice


2007/3/3「成長」

2月の終わりに甥っ子が言った。
「明日保育園行ったらもう3月だね・・・」
俺はその言葉を聞いてハッとした、「もう3月だ・・・!?」
子供の成長は早い、そして我々大人でもビックリするようなことを言葉にする。
先日、俺は甥っ子と姪っ子を初めてのスケートに連れて行った。
姪っ子は見ていただけだけど、甥っ子はビクビクしながらも頑張った。
そして、「ひで、またスケートに行きたいな・・・」と会う度に言う。
そんな甥っ子が可愛いのは言うまでもない。
近々、またスケートに連れて行きたいと思う。

さて、最近は外に出ても、冬という感じがしない。
そうだね、シーズンも終わりかけた4月のような陽気だね。
そして、未だに大会がないのが何とも寂しい。
プロアマオープンのようなレースがあっても、
公式戦と言われるものが少なすぎるのがちょっと寂しいよね。
それでも、大好きな仲間達との練習は刺激になるし楽しい。
今やっている練習を発揮出来る場所が、たくさんあるともっと楽しいだろうね。

俺がベースにするゲレンデは、菅平高原パインビークオオマツ。
雪不足が深刻な今年の冬に、唯一ベストコンディションを保っている、
ゲレンデと言っても過言ではない。
これは、降雪チームの努力のお陰だと、頭が下がる思いで滑っている。

最近は、自分でもビックリするくらい練習している。
仲間達と日々刺激しあいながら、本当に充実した練習をしている。
そして、フィジカルトレーニングもこのシーズン中に行っている。
「そんなに張り切ってどうするの?」という声をかけられることもある。
それでも、何だろうな・・・、今までとは違う自分が明らかにいる。
楽しいんだよね、そして、気持ちがいいんだ。

今俺は、新しいテクニックに挑むために、自分を追い込んでいる。
新しいテクニック、それが実に難しいんだ。
そして、転びまくっている。
昨日は、激しくおしりを擦りすぎてウエアが破れてしまった(笑)
それくらい、内容が濃いトレーニングが積めているんだと思う。
それが発揮出来るのが3月末のプロ戦だからね。
どんな結果になるのかは、やってみなければ分からない。
それでも、今俺はチャレンジしたい気持でいっぱいだ。
限られた舞台だけど、その舞台で自分を試してみたい。

今は、理屈ではない、本当の意味でのスノーボードが出来ている。
一緒に練習する仲間達、最高のゲレンデを提供してくれる降雪チーム、
何不自由なくスノーボードが出来る環境を提供してくれるスポンサーの皆様。
そして、自然の恵みにも感謝したい。

さぁ、残りのシーズン僅か、楽しむぞぉ・・・。

ひで