hiden voice


2007/2/6「セッティング」

しかぁし、暖かい・・・。
ゲレンデにいても、とてもじゃないけど2月の陽気ではないよね。
顔が、雪焼けで痛い・・・、それくらい暖かい。

前にも話したことあるかもしれないけど、俺は疲れたらサウナに行く。
サウナに入って、大量の汗をかいて、水風呂にどっぷりと浸かる。
これ、本当に気持ちが良くて最高なんです。
そして、寒空の下、露天風呂で月を眺めたりしていると疲れも吹っ飛ぶ。
ここ最近は、イベントやキャンプで移動も多かったからね、ちょっとだけ疲れ気味。
でも、昨日はサウナに行ってリフレッシュしたから、またバリバリ頑張れる!!

さて、今日はスノーボードに関するセッティングの話をしましょう!

僕は、もともと道具やセッティングには、そんなに大きなこだわりを持ちません。
なぜならば、道具やセッティングにこだわりすぎると、一番大切な事を忘れるからです。
一番大切な事とは、「自分自身の技術」です。
うまく滑れないと、意外と道具やセッティングのせいにしたくなる時もあります。
でもそれをやってしまったら、大きな進化は望めないと思っています。
ましてや、人の道具やセッティング、スタイルなどに物申すのはどうかと思います。
よく聞かれる事があるんです、「セッティングはどう決めたらいいんですか?」と。
答えは簡単です。自分が居心地いい場所、それがあなたのセッティングです。
一時期、僕はセッティングや自分自身のスタイルに悩んでいました。
そして、悩んだ結果出たのは、「大きくこだわりすぎない」と言う事です。
僕の周りにいる、尊敬出来るライバルたちは、みんな個々のスタイルを持ち、
意外とフィーリングライダーが多いんですよ!
実はみんな、頭を悩ますのが好きではないだけかもしれませんが・・・(笑)

そういったように、フィーリングは雪質、斜面、天候、体調などに大きく左右されます。
いつも同じフィーリングで最高!と言う事はなかなか難しいですからね。
それでも、最高のフィーリングを得られる瞬間のために、続けられる魅力が、
スノーボードにはあると僕は思っています。

シーズン中盤、色々と悩む事もある人も多いかと思います。
そんな時だからこそ、雪の恵みに感謝し、景色を楽しみ、是非楽しい時間を!!

僕も最近は、とても楽しいスノーボードをしています。
そして、新しいテクニックもフィーリングで感じ始めています。
このフィーリングを実戦で試せないのはちょっと残念でありますが、
大会が少ないのは皆が同じ条件。
ならば、それまでにどれだけ新しい自分を作り上がられるかの勝負ですね。

僕は次戦の戦いが楽しみです。
同じ滑りをする人間がいないのは当然の事。
だからレースって面白いなぁと思うんです。
みんな滑りが違うのに、ゴールをしてみたらライバルたちとはコンマ差の戦い。

今年はどんな結果が待っている事やら・・・。

ひで