hiden voice

2006/09/12「My partner」


9月に入り、涼しい日を過ごしていたかと思えば、
急に暑くなったりして、体がついていくのが大変だ。
それでも、夏は終わり、トンボが飛んでいる空を見ると、
「あぁ、秋だな・・・」と思う。

僕はこの秋、いくつかの結婚式にご招待して頂いた。
全国各地での結婚式は、ちょっとしたプチ旅行で今から楽しみだ。
そんな中でも、スノーボード界の大物達の結婚式が続くから尚更楽しみ!!
また、年明けには、友人の海外での結婚式にも「来て・・・」と言われている。
おめでたいことが続くのは、なんだか俺もうれしいよ。

さて、今日の題名「My partner」と書くと「おっ!」と思う方もいるでしょう。
しかぁし、今日のMy partnerは俺を支えてくれる大切な道具のお話し。

以前から、HPを通じて皆様には色々な質問をいただきました。
その都度、返答はさせてもらっていたけど、いい機会だからこの場で話そう。

まずは、先シーズンから使用して、俺の初優勝を支えてくれたヨネックス。
ヨネックスはね、そうだな・・・、心底凄いと思う。
何が凄いかというと、カーボンを使いボード作りに挑戦したこと。
そして、カーボンボードの軽さには、正直ビックリしたよ。
いくらでも微調整が出来て、全く同じ板を作り出せる技術が凄い。
正直、先シーズン初めてヨネックスの板に乗ったときには、戸惑った。
でも、「こうしたい・・・」と言う要望を伝えると、それに応えたボードが仕上がった。
そして、俺は勝てたんだ。
今も、再来年に向けての開発が進められている。
是非、皆様には今後のヨネックスに注目して頂きたい。

それから、ディーラックスのブーツ。
先シーズン、俺は思いきった行動をした。
行く先々で色々な人から質問を受けた。
これには、ちょっと俺もビックリしたけどね。
一昨年に履いたモデルは「インディ」、最上級モデルだよね。
しかし、先シーズンチョイスしたモデルは「ルマン」。
これは、ディーラックスの中では、一番イージーなモデル。
対象としては、女の子だったり、初心者だったりするモデルだ。

では、なぜ俺がそのモデルをチョイスしたのか??
答えは簡単。
俺が、ライディングの中で最も重要視している「動き」を出したかったから。
ハードブーツは硬い。(当たり前だけど・・・)
そして、ハードなライディングをするほど、ハードな道具を要求したがる。
しかし、俺の考えは逆なんだよね。
例えば、ヨーロッパの堅いバーンで、スピードを要求するなら、スピードの限界も違うし、
当然ハードな道具が必要となってくる。
しかし、外人の体格見てよ。大きくて、足なんか丸太みたいだぜ(笑)
俺は背も小さいし、脚力が強いとは言え、パワーも知れている。
それならば、自分の体に合ったものをチョイスしようと思ったわけ。
そして、思い切って「ルマン」をチョイスしたんだ。
そしたら、見事ビンゴ!!
残念ながら、来季から「ルマン」は販売されないから、
ニューモデルの「トラック325」をテストしてみる予定でいる。

バインディングは、アクトギア。
ここ数年はステップインを使用しているけど、理由はサイドのフレックスの遊びを無くしたかったから。
ステップインは、シビアに反応してくれるし、アクトギアはベースプレートで調整してくれるから、心強い。
でも、今シーズンからステップイン以外も試してみるつもり。
技術の向上に終わりはないからね。
色々と試して、自分の向上につなげていきたいと思っている。

さて、書き始めるととても簡単には書ききれない。
今日はこの辺で。
また、この続きは書きたいと思いますね!
ひで