hiden voice

2006/06/26「GOLF」


先日、ある御方のお誘いで、久しぶりのゴルフに行ってきました。
そこは、日本で2番目に造られたコースで、名門コースの一つです。
そして、完全会員制ですので、なかなかプレー出来るコースではありません。
僕は、そんな由緒あるコースを、プレーさせて頂けることになりました。

そのコースは、素晴らしい整備がされていて、とても気持ちがよかった。
しかし、一番の問題であったのは、僕自身の腕・・・。
いやぁ、本当に情けなかったです。
忙しさに追われて、練習所にすら行っていなかったとはいえ、情けない結果。
「本当に久しぶりに振ったんです・・・」というのは言い訳。
「久しぶりだけど、なんとかなるだろう・・・」というのが本心。
ゴルフは、そんなに甘いもんじゃない、それを身にしみて感じました。

第一ホール、久しぶりのティーショットに、待っていたのはいきなりの空振り。
その後、動揺してしまった僕は、右に左に曲げ、その後も、
ちょろちょろと前進しては曲げて、こりゃゴルフではないね。
お誘い頂いたのに、逆にご迷惑をおかけすることになってしまいました。
それでも、六番ホールに会心のショットがあり、それからは「ゴルフ」することが出来ました(苦笑)
また、お誘い頂いた方の寛大なる対応に、僕は救われました・・・(感謝)

その日の夕方、僕は練習所に行き、とにかく打ち込みました。
きちんと練習しないとね、上手にはならない、そう感じています。

そして昨日、時間の合間に、テレビで目にしたのは女子ゴルフプロツアー。
久しぶりにテレビを見て、そして感じることがあったので一言。
優勝した選手、まだ20歳の選手でしたが初優勝!!
そして、その選手の気持ちというか、強い精神力を感じました。
最終組でのプレー、一打差で迎えた最終ホール。
トップの選手は、ツーオンに成功も、残すパットは難しいライン。
それでも、維持でパーをセーブしました。
強気だったのは一打差を追う、若き新人。
2打目をピン横に付けると、確実にバーディーを奪いプレーオフへ。
この最終ホールで、確実にバーディーを奪ったことはとても素晴らしいと感じましたが、
それよりも、プレーオフでのプレーは、気持ちそのものが現れていました。
ティーショットを僅かに左にそらし、池越えの二打目となりましたが、
強気のショットは確実にグリーンを捉え、もう一人の選手と同じ位の距離につけました。
残すはパッティング勝負。
相手がバーディーパットを外すと、冷静に、難しいスライスラインを見事に沈めバーディー。
その瞬間、見事初優勝を遂げたのです。

僕が、何より刺激を受けたことは、その「勝ちたい」という気持ちが表れていたこと。
そして、守りに入ったプレーをしなかったこと。
これは、大変素晴らしいと感じました。
また、表彰式で「両親に一言」と聞かれ、「お父さんとお母さんの子供に生まれて良かった」と言ったことに、
何となくジーンときてしまいました。

いや、今日は久しぶりにいい物を見たな、そんな気持ちでいっぱいです。
彼女には、今後も今日の勝利を忘れずに、頑張り続けて欲しいです。
また一人、応援したい選手が現れたな・・・。

ひで