hiden voice

2006/06/18「31段目」


皆さんこんにちは。
梅雨に入り、蒸し暑く感じる日も増えてきましたね。
そんな日々、いかがお過ごしでしょうか・・・?

さて、先日31回目の誕生日を迎え、数多くの贈り物やメッセージ、
本当にありがとうございました。
また、HPを通じてたくさんの方々にお祝いして頂けたことに、本当に感謝しています。

31年・・・、改めて考えてみると、もう31年も経ったんだなぁと思う反面、
まだ31年か・・・、という気持ちもある。
最近、妙に親父くさくなったのか、人生を語る機会が増えたように思う(笑)
そうだね、31年も経つと、同じ世代の中でも大きな差が生まれてくる頃だね。
高卒でも大卒でも、社会に出てから約10年が経つ。
その過程を、どう努力して積み上げてきたものがあるのか?その結果が出始める頃。
最近では、株式投資やITブームに乗って、大きく利益をあげている若い者もいる。
そうだね、ちょっとした知恵や知識によって、大きく儲けられる時代であることは確かだ。
まぁ、それを否定するわけではないけど、俺はもっと地道に積み上げたものが必要だと感じている。
努力無くして積み上げたものは、いつの日かもろく崩れると思う。

同じ世代で立派だなと感じる友人は、一つの仕事に没頭しながらその道を進んできた友人たちだ。
例えば、料理の道。
早い人では15歳位からその道に飛び込み、修行を重ね、現在に至っている友人もいる。
そういった友人が、店を構え、大繁盛していたとしても俺は驚かない。
なぜならば、それは彼が15年かけて築きあげてきた結果だからだ。

この時代に、羨ましく思える人たちもたくさんいる。
しかし、そういった方達は相当な努力を積み重ね、今も尚努力を怠らない。
だから、それは当然の結果なのかもしれない。

ある人が言った、「ITの時代は終わった、これからはICTの時代だ。」と。
それから、「ガッツがあれば何でも出来る。」とも言った。
これは、大変貴重な言葉だと俺は思った。

俺は、まだ31年しか生きていない。
そして、まだまだ足りないものだらけの自分だと感じている。
そう、今までの自分を思い返すと、得られたものは限られている。
だからこそ、俺はまだまだ学習しなくてはいけない、そして積み上げるべき事もたくさんある。

そういった意味では、俺は今、ようやく31段目の階段に足をかけられた。
そして、この31段目が非常に大切な一段となると感じている。

人生は進むしかないんだ、だから楽しい、そしてやり甲斐がある。

ひで