hiden voice

2005.5.4「利尻島」


ふと気付けば4月も終わり、GWの賑わいで軽井沢はとても混雑している。
4月はなんだかバタバタと過ごしていて、ほとんど自分の部屋にいる時間がなかった。今日は、久しぶりに自分の部屋でゆっくりと過ごしている。
あっ!そういえば、毎年恒例のゴルフもまだ一回も行っていない。
そろそろ季節的に、気持ちよくプレイできる頃だね。
「ナイスショット!!」といきたいところですが・・・。

さて、本当にご無沙汰しておりました「hiden mail」ですね。
今日は、3月末に行った利尻島のお話しでもしましょうか。
ところで皆さん、利尻島って知っている?「知っている?」なんて言うと、現地の皆さんに怒られちゃうけど、何となく聞いたことある人は多いと思うんだ。でも、実際に行ったことある人って少ないと思うんだよね。俺も「利尻島」って名前は知っていたけど、どこにあるのか?どんな島なのか?知らなかったし、
今回のような機会がないと、なかなか行けなかった場所の一つだと思うんだ。でも、本当に行って良かったし、本当に楽しい時間を過ごした。

今回の利尻島トリップは、今年に入ってから(1月頃から)計画していた。
スケジュールの調整などで、結局3月末になってしまったけど、初めての山(おそらく日本にある最北端の山だろう)にワクワクしていたのは言うまでもない。
また、この話を持ちかけてくれたのは、俺の古くからのスノーボードの仲間である。彼があるプロジェクトをスタートさせ、そのプロジェクト始動の為に利尻島へと行ったんだ。

春の陽気を感じさせた東京から北海道へと飛び、降り立った千歳空港では、久しぶりに町中に雪を見た。数年ぶりに会う友人には、本当に懐かしさを感じた。
その後、彼の車の中では、昔話やお互いの空白の時間、将来のことなどで話題は尽きなかった。その日は彼の家に泊まり、翌朝稚内目指して移動することとなった。翌朝、ナショナルチームメンバーの川口晃平も合流して、今回のメンバーが揃い、稚内目指して車を走らせた。稚内への移動中は、面白いように天気が変わった。晴れたかと思えば急に吹雪になったり、吹雪になったかと思えば、急に晴れたり・・・。海も大荒れだった。
「今回の旅大丈夫かな??」少しだけ俺の中に不安がよぎったけど、仲間とのくだらない話がそんな不安さえも吹き飛ばしてくれた。本当にくだらない話で盛り上がり、あっという間に稚内に着いた感じだった。稚内からはフェリーで移動した。船は苦手な方だけど、行きはそんなに揺れなかったので問題はない。

フェリーに乗ってから約2時間後、俺はとてつもない光景を目にした。
利尻島のど真ん中にそびえ立つ「利尻富士」俺は身震いした。
それは、間違いなく俺の記憶に大きく刻まれるであろう風貌。
俺は、何とも言えないエネルギーというか、自然の力を感じた。

さて、ここから始まる利尻島トリップ。
ワクワクするのと同時に、今回も本当に何かが起こりそうな旅の幕開けだった。
利尻島での生活は、また次回にでも詳しく話そうと思う。

GW真っ只中、皆さんはどんなGWを過ごしていますか?
お出掛けの際には、事故等には十分気をつけて下さいね!
ひで