hiden voice

2004/6/8「至仏山3」


いよいよ梅雨入りしたみたいだね。梅雨って毎年いつ頃までだっけ??この時期は、なかなかゴルフに行けない日々が続きそうだな・・・。朝だけでも晴れないかな・・・(笑)
あっ、そういえば先週末に2日間、今年初のサーフィンに行ってきました。
今回は静岡に行ったのだけど、いやぁ、何とも贅沢な時間を過ごしてきましたよ。でもね、毎度ながら思うのだけど、サーフィンだけは難しいよね。状況によっては全く乗れないときもあるからね。まぁ、今回は長時間海に入っていた成果もあり、かなり楽しめましたよ。また近々行こうと思っています。

さてさて、早速本題。
今日で「至仏山」編はしっかりと書き上げたいと思っています。かなり長らくお待たせしてしまいました。それでは最終編です・・・。

俺達3人は、くだらない話をしながら笑いが絶えることなく登った。何を話していたのかは鮮明には覚えていないけど、とにかく楽しかった記憶だけが残っている。登り始めてから3時間ほど経つと、狙っていたポイントを確実に確認することが出来た。そこから見る至仏山は、下から見ていたのとはまた違った雰囲気で、少しずつではあるけど自分の中のテンションが上がっていた。そこで、mollyさんが入れてくれたコーヒーを片手に最後のブレイク、そしてラインの打ち合わせ。少し緊張感のある会話の中、mollyさんの入れてくれたコーヒーは凄く美味かった。前回も書いたと思うけど、今回はこの一本のライディングのだけ為に登ってきた。ここから先はお互いがプロフェッショナルになる。カメラ位置も決まり、俺とタクはさらに登り続けた。登頂を達成した瞬間は、いつも極度の開放感と同時に極度の緊張感が生まれる。そうだね、滑る準備をしているときが一番緊張しているかな・・・。それが過ぎ、バインディングをセットしたら緊張感から解き放たれるのだよね。俺はバインディングをセットし、自分の滑るべきラインを遠くから眺めた。そして豆粒のようなカメラマンを確認し無線を飛ばした。それで・・・、「ふぅ」「バッキューン!!」って感じ。
はははっ、何と言う表現だろうね(笑)でもそんな感じ、いつも滑るときは。

一本のライディングを十分に満喫した俺達は、雪解けの早かった至仏山で川を飛び越し!?ながらベースへと戻った。これもまた面白かったよ。それにしても鬼のトラバース、ものすごくしんどかった・・・。
笑顔で車に乗った俺達は、帰りの途中にあった道の駅の温泉でまったり、そしてのぼせるくらい露天風呂に浸かっていた。またその温泉でも、くだらない話をしながら時間が過ぎていた。そうやって俺達の今回の旅は終わった。

今回の至仏山、「インストーラー3」でバッチリ出ると思うよ。すべての過程を流すことは難しいと思うけど、映像を見てこの話思い出したら、hiden mail読み返してね。また、違った意味で面白いかもしれないね。

それでは皆さん、このジメジメした梅雨を気合いで乗り切りましょう!!
ひで