hiden voice

2004/5/17「至仏山」


いやぁ、凄いよ・・・、しかし強い。今の日本女子バレーは強いね!!
見ていて気持ちがいいよね。チームが一丸となって敵に立ち向かっている。
選手一人一人が前を見てプレイしていて、それが強さとなり結果として現れている。不可能なことはない!と思わせてくれるようなプレイ。
そんな彼女たちのプレイで、俺もたくさんの刺激をもらった。
ロシア戦での敗退は悔しかったけど、いい負け!?と言ったら怒られてしまうけど、負けてみないと見えてこないこともあると思う。
だから、日本女子バレーはこれから一倍も二倍も強くなるでしょうね。
もちろん、彼女たちの目標は「オリンピック出場!」だけではないはず。もっともっと高い目標に向かっているからこそ、このような強さになるのだろうね。この夏、アテネでも活躍する姿が今から楽しみでならない・・・。

さて今回のhiden mailは題名にもあるとおり、密かに計画していた「至仏山バックカントリー」についてお話しするとしよう。
実はこのバックカントリーを計画していたのは今年2月頃から。前々から、プロガイドであり僕の友人であるタク(永井拓三)から話を聞かされていた。
「至仏山は凄いところだよ、絶対に一度は行った方がいい!」って。そして、この「至仏山」へのアタックを決めたのが4月に入ってからのことだった。当初の予定では、5月4日の夜にはベースとなる山の麓まで行き、夜が明ける前のナイトハイク、そして朝焼けライディングと言う予定であった。しかも4日の夜は満月。満月を眺めながらのハイク、そして朝焼けライディングなんて何とも贅沢でしょ?しかしこれは、何度も言うようだけど、その山を知り尽くしたガイドがいるからこそできること。タクは夏も山でのガイドをしているから、本当に山を知っている。知っているというか知り尽くしている。だから俺も安心して付いていくことが出来、そして山を楽しむことが出来る。そして、この最高とも言えるロケーションを、俺は是非とも映像に残したいと願い、インストーラー3を撮影中の、IST pictures代表のmollyさんを誘った。これで今回のメンバーは、ガイドのタク、IST picturesのmollyさん、そして俺というメンバーで決定。気心知れているメンバーだけに、とても楽しみでならなかった。

今年のGWの後半は天気が崩れた。俺は予定日の一週間くらい前から毎日毎日、暇さえあればインターネットで週間天気予報をチェックしていた。週間予報で4日・5日の予報が出始めた頃から雨マークがしっかりとついていた。でもまだ一週間先の話、きっと直前になって回復するでしょ?と思っていた。でも、いつまで経っても予報から雨マークが消えない。俺達は焦りもあったのか、電話で何度も何度もスケジュールの調整をしあう。このまま行けば確実に雨。
いやぁ、どうにか回復しないかな・・・?それがあの時の俺の素直な気持ちだった。でも自然に逆らうことは出来ないし、俺達はじっくりと時が経つのを待つしかなかった。楽しみの反面、始めての山へのトライで不安もあった。しかも雪の上から離れてから一ヶ月以上も経っているし。でも、こういった過程というのも以外と好きなのだよね。とてつもない緊張を感じさせてくれるから・・・。

で、ちょっとこの話、書き始めてみたら長くなりそうだね。
というわけで、何とも中途半端な終わり方だけど、この続きは次回と言うことで。ちょっとしたブーイングも起こりそうな終わり方だけど勘弁してね。

ここ軽井沢は寒くなったり暑くなったりで、気象の変化に身体が対応するのがとても大変な日々。トレーニングは順調に進んでいると報告しよう。ペースを守って無理な追い込みはせずに、継続する事を大切に、日々のトレーニングを消化している。あっ、そうそう、今年は昨年に始めたゴルフがとても調子が良くて、どんどん面白くなってきている。時間が許す限りは、シーズン券を持つゴルフ場に通っている。でも、今日は雨、明日も雨の予報。2〜3日はお預けかな?

皆さんも気象の変化で体調を崩さないようにね。それではまた。
ひで