hiden voice

2003/3/13 「お好み焼き」


今日は気分を変えて、少しプライベートのお話をしましょう。
というのも、とっても感動した事があったので、どうしても話したくて・・・

先週の日曜日、思いがけない場所で、久しぶりに地元の仲間達と出会い、夕食を食べに行くことになった。「何を食べに行こうか〜?」という話の中から、「お好み焼き食いに行こう!」という話がでた。正直、俺には抵抗があった。
もちろんお好み焼きは大好きだし、食べに行くことに抵抗はない。
でも長野でお好み焼きかぁ〜、って感じもする。それはなぜかって?

俺には関西方面にたくさんの仲間が居る。そんな仲間達にいつも言われるのが、「お好み焼きは関西やでぇ〜」。しかも、家庭によって全く入れる物も味も違うらしい。そんな話をいつも聞いているから、なかなか食べに行かないのかも。
そんな関西で、初めてお好み焼きを食べたのは去年の春だった。
お世話になっているスポンサーメーカーが大阪にあり、初めて大阪でお好み焼きを食べた。初めての本場の味に、ただ感動していたとだけ記憶している。
もう一つ衝撃だったのが、「焼きそば定食」なる物が存在すること。
普段からカップ焼きそばでご飯を食べる俺には、とってもうれしい定食だ。

さて、話が少しそれてしまったが、本題に戻ろう。
結局、友達お勧めのお好み屋に行くことになった。
その店は少し静かな場所に位置しており、のれんが一枚出ているだけ。ライトアップされているわけでもなく、普段なら見逃してしまうような場所だ。
のれんをくぐり店に入る、大きな鉄板が3枚。お世辞にもきれいとは言えない店内だが、雰囲気のある感じで、気さくなおばちゃんが一人。
おばちゃん特製のお茶を飲みながら会話が弾んだ。おばちゃんは大阪出身、
16年前に長野に来たらしい。そしてお店を開いたと・・・
その後、おばちゃんが一生懸命、汗をかきながらお好み焼きを焼いてくれた。
もう分かるでしょ!どんなお好み焼きか。本当にうまかった。みんな熱さにも負けず、口いっぱいにほおばって食べていた。お好み焼きに腹が満たされた頃、さらに「おむそば」を作ってくれた。「昔はおむそばなんてなかった」というおばちゃん、オリジナルの「おむそば」を作ってくれた。たっぷりのガーリックに特製みそ、もちろんそばにご飯、味付けはおばちゃん特製で、最後に焦がしてから食べた。みんな言葉を失った。うますぎる!
おばちゃんありがとう。本当に楽しく和やかな時間を過ごせた。
これでまた頑張れる!そう思いながら家路に車を走らせた。

ひで