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2003/1/12 「大会報告」


1/11sut [FIS公認 KISS MARK SNOWBOARD JAPAN CUP 2003]が、北海道真駒内スキー場にて行われた。この大会に出場するために1/8に北海道に入り、調整を行い大会に臨んだ。今季の初戦となる大事な大会・・・

まず知らない人達のために・・・。
FISというのは Federation International Ski(国際スキー連盟)の省略。
FISはスキーの団体ですが、スノーボードも国際大会から国別の小さな大会までをすべて管轄しています。一番の大きな大会は冬の祭典オリンピックを管轄しているということ。オリンピックへの出場権はすべてFISポイントにて管理されています。
次に競技についてですが、今回行われたのはPGS(パラレルジャイアントスラローム)。パラレル種目と言うのは、まず予選を行い、ひとつのコースを一人ずつ滑り、タイム順でトップ16人が決勝へと進みます。
決勝は、左右同じセットが張られ、各コース一本ずつを交互に滑ります。トータルで勝った方が次のヒートに勝ち上がるという、とてもエキサイティングなゲームです。駆け引きや一目でわかる勝敗が見所ですね。

真駒内スキー場は、毎年FISワールドカップが行われており、バーンコンディションは最高。なかなかこのような場所でのレースは味わえません。スタートから中斜面〜緩斜面〜急な斜面変化〜急斜面〜緩斜面〜ゴールというコースレイアウト。今回の僕の出走順は21番。バーンコンディションが良かった事もあり、予選を8位で通過、決勝へと進みました。
決勝一回戦。相手は予選を9位で通過した選手。気を抜かずに自分の滑りを・・・、2本の合計で勝ち進み2回戦目へ。
2回戦の相手は、工藤英昭プロ(BURTON)。工藤プロはプロツアーGS5連勝中。乗りに乗っているベテラントップライダーです。工藤プロとはシーズンイン前にヨーロッパで一緒にトレーニングしたり遊びに行ったり・・・、色々とお世話にもなりながら仲のいい仲間の一人です。過去にも対戦をしたことがあるのですが、未だに勝てたことがないのです。今回も工藤プロは予選を1位で通過。気負わずに挑戦するつもりで望みました。しかし結果は惨敗。
工藤英昭の壁は厚かった。更にトレーニングを積んで再度挑みたいと思います。
というわけで、今回の最終成績は「6位入賞!」という結果に終わりました。
悔しさの反面、正直ホッとした部分もあります。
今週末には石川でプロ戦。気合入れて行きたいと思います。      
ひで