FM軽井沢に生出演(2004.4.27)


4月15日、ヒデがFM軽井沢(www.fm-karuizawa.co.jp/)の「Radio Messenger」というコーナーに生出演しました。その内容を、聞くことが出来なかった皆さんの為にご紹介します。
尚、編集上の都合により一部省略されている部分があり、実際に放送されたのと異なる部分があります。あらかじめどうぞご了承ください。
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長岡さんこんにちは。
h: こんにちは。
p: 今日はどうぞよろしくお願いいたします。
h: こちらこそよろしくお願いいたします。
p: 長岡さんはプロスノーボーダーなのですよね。
h: はいっ、そうです。
p: 軽井沢出身ですか。
h: そうです。
p: 軽井沢出身でプロスノーボーダーの方がいらっしゃるなんて、私ビックリしたのですけど、スノーボードというのは、ハーフパイプとか色々と競技があるかと思うのですけど、長岡さんはどんな競技に出ているのですか?
h: そうですね、僕は競技に関してはアルパイン競技と呼ばれている、純粋にタイムを競いあう競技をしています。
p: あっ、なるほど、アルパイン競技ですね。ポールをくぐるというか、スピードを競う競技ですよね。
h: そうですね。
p: それであの、プロスノーボーダーと言うことは、プロの団体か何かに所属されていると言うことですか?
h: そうですね。
p: で、あの、今年の成績がなんだがとても良かったようなのですが・・・?
h: んん・・・、まぁ、良かったというか、最終的なランキングは3位で終わりましたので、とても充実したシーズンになったかとは思うのですが、まぁ、何せ優勝がなかったので、その辺だけはやっぱりまだまだって感じですね。
p: あぁ、なるほどね、でも3位というのは国内で3位ですよね。
h: そうですね。
p: でもそれは凄いことですよね。私そういう方が軽井沢にいるとは思いもしませんでしたけどね。
h: あはは・・・、そうですか?
p: じゃぁ、まだまだこれから目指すところは高いわけですよね?
h: そうですね、はいっ!
p: あの、スノーボードというのは、元々遊びか何かで始めたのですか?
h: きっかけは単純に友人の薦めでした。無理やりスキー場に連れて行かれたのをよく覚えています(笑)
p: あぁ、なるほど。でもそれがだんだん「あぁ、おもしろいな」って本気になってきたわけですよね?
h: そうですね。本気になるまでは結構時間はかかりませんでしたね。
p: あぁ、そうですか、じゃなにか自分はいけるって確信したのですか?
h: まぁ、今思えば確信だったのかなんなのかは正直分かりませんが・・・。
p: なるほどね、ちなみにスノーボードを始めたのは何年前なのですか?
h: ちょうど二十歳を過ぎた頃なので、今から8年前になりますかね。
p: 8年前ですか・・・、でプロになられたのは何年前ですか?
h: ちょうど5年くらい前だったと思います。
p: えっ!?早いですね。そんなに上達するものなのでしょうか?あの、私恥ずかしいくらいスキー歴長いのですが、なかなか上手くならなかったのが悔やまれるところなのですけど・・・。と言うことは、元々何かスポーツをされていたと言うことなのですか?
h: そうですね、元々スピードスケートをしていました。まぁ、この町特有のスポーツですけれども・・・。それを小さい頃からずっとやっていたと言うこともありますし、スノーボード初めてからの年間の滑走日数も、ものすごい日数で、キャリアは8年と言っても、ものすごい日数を今までに滑り込んできているので。
p: あぁ、そうですか。滑走日数にするとものすごいのですね。
h: そうですね。
p: で、シーズン中はものすごく忙しいと思うのですが、主にどんな活動をされているのですか?
h: そうですね、基本的には国内外の大会を転戦しています。それ以外にも、スポンサーメーカーのイベントや展示会にもちょくちょく顔を出しています。
p: じゃぁ、軽井沢をベースに転々としているわけですね。
h: そうですね、まぁ、シーズン中は軽井沢には大会の合間とか、落ち着く時間が欲しいときに戻るようにしています。
p: 今は4月でもうシーズンは終わったかと思うのですが、なんだかもう来シーズンに向けてトレーニングをしていると伺ったのですが。
h: はいっ、その通りです。
p: それはなんだか早いですね。というか、選手にとってはこういうのは当たり前の事なのでしょうか?
h: いえ、本来なら僕も始動するのは5月か6月になります。ただ、今シーズンを終えてみて、今までに見えなかったものが見えてきたというのが凄く大きくて、まぁ、いてもたってもいられないと言う気持ちもあるのですけれども、やっぱり一日でも早く来季に向けて始動したいなと言うのが純粋な気持ちだったので。
p: では、すごく波に乗っていると言う感じですかね・・・?
h: そうですね、今はとても充実した時間を過ごしています。
p: じゃぁ、自分でトレーニングメニューなんかは考えるのですか?
h: そうですね、一時期トレーナーに診てもらったこともあったのですが、僕はこの町に住んでいる事がありがたいと思えるくらいとても自然に恵まれた町ですので、自然に対応出来る能力が自然につく場所だと思うのですよね。ですから、山を走ったり、自然にふれ合うことを欠かさずにするようにしています。
p: そうですか、では少しトレーニングのメニューなんて紹介していただけますか?
h: そうですね、山道を走たり、自転車でも走りますし、後は色々なスポーツをするようにしています。色々なスポーツから得るフィーリングというのはとても重要だと思うのですよね。まぁ、海にも行きますし、とにかく自然に馴染めるようなスポーツをするのがとても好きですね。
p: なるほどね、そういった意味では軽井沢はとてもいい環境ですよね。
h: そうですね。
p: 今お話ししていて、長岡さんのスノーボードに対する前向きな熱意って言うのですか、凄く伝わってくるのですけど、あの・・・、そうですね、自然を相手にしているからこそ、自然の厳しさというのも凄く体感しておられると思うのですが、あのアルペン競技以外にもバックカントリーを滑るというお話伺ったんですけれども・・・、この辺でバックカントリー滑れるところはあるのですか?
h: まぁ、たくさんの山はありますし、山に入るのは入山届けを出し、許可が下りるところであれば可能なのですけど、僕は仲間のプロガイドがベースにしている方面に行くようにしています。
p: と言うことは、プロスノーボーダーの長岡さんでさえプロのガイドの方と一緒に滑るのですか?
h: そうですね。
p: なるほどね。これはやっぱり雪崩の危険性があったりするからですか?
h: そうですね、僕は滑りに関してはプロフェッショナルですが、山の知識に関してはまだまだ未熟ですので、やっぱり山を研究したり山を知り尽くしている人と入らなくてはいけないと思うのですよね。
p: なるほど、これ凄く大切な話ですよね。最近バックカントリーと言って、ゲレンデ外を滑ると言うのが雑誌で取り上げられ流行っていますけど、逆に自然の怖さを知っているからこそ長岡さんのように慎重になれるというか、軽はずみに山に入ってはいけないと言うことを今ちょっと感じてしまったのですけど・・・。
h: そうですね、その通りです。
p: あの、ちょっと時間がだんだんとおしてきてしましまして、他にも色々と聞きたいことがあるのですけれども、最後に長岡さんからリスナーの皆さんに何か伝えたいことはありますか?
h: そうですね、僕は今こういった活動をしているわけですけれども、まぁ、少しでも僕に興味を持ってくれた人がいるならば、公式なオフィシャルサイトがあるので、是非そちらを覗いていただけたら嬉しいなと思います。
p: 分かりました。これはね、長岡さんの人柄がにじみ出るようなサイトとなっていますので、皆さんどうぞ見てみてください。
p: それでは今日は、プロスノーボーダーの長岡英明さんにお話を伺いました。長岡さん、どうもありがとうございました。
h: ありがとうございました。